公開講演会「カーボンニュートラルの社会実装を目指す欧州グリーンディール—その現状と課題」

https://www.rikkyo.ac.jp/events/2023/12/mknpps000002cy0h.html
日時:2023年12月2日(土)13:30~17:30
場所:池袋キャンパス 14号館D301教室(対面実施)
概要:
本公開講演会は、市村清新技術財団地球環境研究助成「欧州グリーンディール具体化のための新産業戦略と日EUグリーンアライアンス」(研究代表:蓮見雄)の活動の一環である。
EUの成長戦略である欧州グリーンディールは、カーボンニュートラルを目指す世界で最も体系的な政策である。
それを実現すべく、欧州では、多様なステイクホルダーの協力によって、様々な産業の特性を踏まえつつカーボンニュートラルを具体化するための移行経路(transition pathways)の共創の取り組みが始まっている。

欧州グリーンディールは、まさにカーボンニュートラルの社会実装に取り組んでいるのである。
こうした欧州の試みから日本への示唆を得るべく、本研究プロジェクトの共同研究者と、海外の環境法規制やエネルギー政策に関する総合コンサルティングを行っているエンヴィックス有限会社(EnviX)との産学連携に基づいて本公開講演会を開催する。

また、講演会とあわせて、EnviX社の資料等の展示、販売を行い、司会、講師、EnviX社スタッフが協力しながら調査・研究に関する個別相談を受け付ける。

講師:
<司会・コーディネーター>
道満 治彦氏(神奈川大学経済学部助教)

<報告者> 
蓮見 雄(立教大学経済学部教授)
「欧州グリーンディールの現段階とグリーンディール産業計画」

安田 陽氏(京都大学大学院経済学研究科再生可能エネルギー経済学講座教授)
「欧州の電力システムと電力市場」

村松 悦三氏(エンヴィックス有限会社 上級研究研究員/取締役)
「バッテリー規則とDPPの先行事例としてのバッテリー・パスポート」

高屋 定美氏(関西大学商学部教授)
「EUのサステナブル・ファイナンスがめざすもの:その現状と評価」 主催:立教大学経済研究所
共催:立教大学経済学部、エンヴィックス有限会社(EnviX)

対象:本学学生、大学院生、教職員、校友、一般
申込:11月30日(木)までに、以下から参加登録をお願いします。

参加登録はこちら
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeIpmQF7ZOWaHsqdQqk_ROcs5873-5wud0M1eWbj_eNyj-tzw/viewform